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亮平「大丈夫、手加減はするように言ってあるから、ケガもしないし、痛くもない!ちゃんと練習通りにやればいいから?ね?始めるから、早く着替えてきなさい」
典彦「分かりました・・・着替えてきます」
典彦は不安そうな顔を洩らしながら、更衣室へと向かった
後輩「亮平先輩、ホントに大丈夫なんですか?」
亮平「大丈夫だ?最初だから手加減してやってくれ?お前らなりに戦術の立て方や動き方を教えてあげたらいい?それに、大学の初心者の奴等の練習にもなっていいだろ?」
後輩「俺らのことまで気にかけていただき、ありがとうございます!」
亮平「その代わり、今度の公式戦優勝しろよ?負けたら、俺が出稽古に行ったとき、鬼のように扱いてやるから、その時は覚悟してね」
後輩「肝に銘じておきます」
亮平の不適な笑みを見た後輩達は冷や汗を額に掻いた
典彦「すいません、お待たせしました!」
亮平「来たね?よし整列!」
亮平の掛け声で、後輩たちは軍隊のようにきれく並んだ
亮平「正面に向かって礼!それでは稽古を始めます!先生に礼!」
典彦は大学生たちのものすごい光景に見よう見まねで礼をした
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