道場、亮平の応急処置と新たな試み

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典彦「ありがとうございます」 康樹「典彦、その傷どうした?道場でやった傷じゃなさそうだが」 典彦「いじめられて、殴られた傷です、今、いじめられっ子から決別するために、師範の勧めで日本拳法を習い始めたんです」 康樹「そうだったのか・・・まぁ精神的に強くなるには日本拳法はもってこいだ?頑張れよ?」 典彦「はい!」 ピピピッ! 合わせていたタイマーが鳴り響き、すぐに想乱、空乱が始まった 亮平「それじゃ、空乱を始める!上手にいる3、4年は固定で下手にいる1、2年と典彦くんは1つずつずれて、全ての人と当たるまでやるからな?くれぐれも寸止めだぞ?当てるなよ?お前ら」 後輩「うっす!!」 亮平は寸止めと言う言葉に念を押し、言った 亮平「時間は1分ね?それじゃ、舜哉」 舜哉「うっす!!蹲踞!、礼!」 蹲踞し、拳を床に着け、礼をし典彦は向かい合っている最初の相手を見ると、休憩のとき話した、舜哉だった 舜哉「一本目、始め!」 二人はスッと立ち上がり、舜哉は典彦の動向を窺った
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