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更に5分後・・・
ピピピッ!
舜哉「蹲踞!礼!典彦くん、上手側にいる人達全員に当たったか?」
典彦「はい・・・当たりました・・・」
舜哉「よし、次は1、2年で上手下手に分かれろ?」
舜哉の号令で上級生(3、4年)と下級生(1、2年+典彦)に分かれた
康樹「典彦、しんどかったら休憩していいんだぞ?」
肩で呼吸し、辛そうな典彦を心配し、提案した
典彦「はぁ・・・大丈夫です・・・やらせてください」
康樹「分かった、でも無理せずに抜けて休んでいいからな?」
典彦「分かりました」
舜哉「じゃ、やるぞ?蹲踞!礼!11本目始め!」
典彦は肩で呼吸しながらも、しっかりと構え、前を見た
康樹「(目は死んでないな・・・)よし、来い!典彦」
典彦「はい・・・!(息が上がって辛い・・・でも、ちゃんとやって成し遂げたら強くなれるはず・・・!)」
タッ!
典彦「せぃやあぁ!!」
ビュン!
康樹「うぉっ?!」
前を見つめ、動く康樹を目で追いかけながら典彦は揚げ打ちを打った
康樹「これが本番(大会)なら、一本上げれるくらいの構えと突きのよさだな?」
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