道場、亮平の応急処置と新たな試み

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それから両者の戦いは膠着し、時間が刻々と過ぎ始めていた 亮平「あとしばらく!(30秒前)」 尋希「あとしばらく・・・やばい・・・このままじゃ」 尋希は時間に焦り始め、構えが雑になりながら撃ち込んできた シュッ!バシッ! 亮平「(今だ・・・!典彦撃ち込め)」 典彦「せぃやあぁ!!」 バコン!!! ピピピッ!ピピピッ! 亮平「典彦突き蹴り一本!」 タイマーの終了時間と同時に典彦の蹴りが決まり、典彦は目標となる一本を達成した 典彦「やった・・・やった!!」 亮平「蹲踞!礼!典彦の勝ち」 典彦は勝ち名乗りを受け、後ろに下がり礼をした 亮平「後の先(カウンター)がきれく入ったって感じだな」 典彦「紛れに近いけど・・・一本とれた・・・はぁ」 典彦は辛勝ながら微かに笑みがこぼれた 康樹「よかったな?典彦」 典彦「まだまだですよ・・・」 亮平「全員集合!防具練習を終わります!礼!」 全員「ありがとうございました!」 亮平「すぐに防具はずして、整列するように!」 後輩達「うーっす!!」 亮平の号令に従い、全員防具を外し、整列した
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