道場、亮平の応急処置と新たな試み

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初めての合同練習を行ってから1週間後、初めての大会まで一ヶ月半前のある日の上谷流日本拳法道場・・・ 典彦「こんにちは!」 康樹「よっ!典彦」 舜哉「来たな?」 典彦「舜哉先輩と康樹先輩!?なんで道場に」 舜哉「亮平先輩が用事で空けるから、代理を頼まれてな?代わりに1週間、俺ら二人が師範だ?」 典彦「そうだったんですか」 舜哉「俺と康樹で防具練と撃ち込みを徹底的にやるぞ?」 典彦「分かりました!」 舜哉「あと、俺らのことは先輩じゃなく、呼び捨てで構わん」 典彦「でも、呼び捨ては目上の人に失礼だと思うので、せめて兄ちゃんって呼んでもいいですか? 康樹「お前真面目だな?」 典彦「そうですかね?」 舜哉「まぁその生真面目さのお陰で上達してるのかもしれないが・・・典彦、強くなりたいか?」 典彦「強くなりたいです・・・!自分や守る人のため、そしていじめにも負けないためにも!」 典彦は覚悟を秘めた眼差しで二人を見つめた 康、舜「真っ直ぐな瞳と信念を秘めた目・・・こいつは大物になるな?
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