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どうして舜哉と康樹が道場に師範代として来たかは、1週間前の合同練習に亮平が舜哉を呼び、耳打ちしたことがきっかけである
回想
亮平「舜哉、ちょっと・・・」
舜哉「なんですか?」
亮平「典彦(あいつ)に精神論を稽古を通じて、教えてやってくれないか?俺、しばらく野暮用で道場空けるし、お前ら兄弟位の玄人なら教えられるだろ?」
舜哉「まぁ俺らなりの精神論でいいなら、構わないっすよ、康樹にもそう伝えます」
亮平「頼んだぞ?」
現在
康樹「よし、防具も着装したし、始めっぞ!」
典彦「はい!」
康樹「まずは胴突きだ?思いっきし来い!!1!!」
典彦「せぃ!!」
スッ、ビュン!バコン!
康樹「いいじゃねぇか?それくらいの勢いで試合形式もやれよ?典彦」
典彦「はい!」
典彦は何かが吹っ切れたのか、曇りがかった顔も晴れ、元気よく返事し撃ち込みをこなしていった
舜哉「俺らなりの精神論が典彦に通じたみたいです、先輩」
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