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それから二週間が過ぎ、大会まで2週間を切ったある日の事、亮平は道場の自室で考え事をしていた
亮平「典彦の初めての大会まであと2週間・・・防具連は舜哉たち二人のお陰で大分上達して良くなってきた、後は週末に最後の追い込みを掛けたら大丈夫・・・のはず・・・、だが無茶はさせたくないしな・・・落ち着け、自分が落ち着かないでどうする・・・」
亮平は考えがまとまり、立ち上がったが、考えが二転三転し、落ち着くために、道場にある神棚の前に座り黙想し、典彦が来るのを待つことにした
ガラガラガラ
典彦「こんにちは!」
亮平「よし、来たな?今日は舜哉と康樹が防具練習のためにここに来るから」
典彦「分かりました!師範、今日もよろしくお願いします!」
亮平「よし、始めるぞ?」
亮平と典彦は向かい合わせて正座して、礼をした
亮平「今日から最終調整の追い込みに入る、覚悟はいい?」
典彦「はい!」
亮平「じゃあいつものメニューに撃ち込みなしの防具練のメニューを大会前日までやるから、そのつもりで、それじゃ、基本の形、構え!」
亮平の号令で、いつものメニューが始まり、基本練習が終わった頃に、大学の講義を終えた加賀原兄弟が道場に到着し、直ぐ様道着に着替え、防具を取り出し、準備をし始めた
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