道場、亮平の応急処置と新たな試み

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舜哉「半年にしては、動きもいいし、このままいけば、すぐにでも色帯に慣れるんじゃないか?」 康樹「まぁ、俺らの教え方が良かったのかもな?」 ガシッ!グググッ・・・ 康樹「痛てぇな!何すんだ!このバカ兄貴」 舜哉「お前、典彦を見習って、少しは謙遜を覚えろ?」 亮平「初の大会の目標はあるのか?」 典彦「1回でも勝てたらいいなぁと・・・」 亮平「1回戦突破か、まぁ最初の大会の目標にしては妥当だね」 康樹「でっかく優勝とか言ってみろよ?男ならよ、付いてんだろ?」 ゴツン! 舜哉「思春期真っ盛りの奴に下ネタぶちこむな!」 康樹「いちいちごつくな!」 典彦「優勝なんてまたの夢ですよ・・・僕には」 舜哉「1回勝つっていうのもいい目標だが、俺らや先輩が指導したり、お前は努力したんだ、もう少し高望みしてもいいと思うぜ?3、4回勝つとかな?」 典彦「そんなもんですかね・・・?」 亮平「まぁ、今の実力なら舜哉の言う通りだな?」 典彦「分かりました!目標は3回勝つことにします!」 亮平「良く言った!頑張れよ典彦」 康樹「俺たちも当日観に行ってやるからな?」 典彦「ありがとうございます!」
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