大会前夜、初めての大会!

2/26
前へ
/93ページ
次へ
それからあっという間に1週間が過ぎ、大会の前日となった 典彦「おはようございます!師範」 亮平「おはよう典彦くん、いよいよ明日だね?」 典彦「そうですね」 典彦は少し素っ気なく亮平の返事をした 亮平「緊張してるのか?まぁ初めてだから無理もないか」 典彦「師範は大会とかで緊張しないんですか?」 亮平「最初の頃はしてたよ?でも、慣れてきたら全然どうってことない、それに緊張すると身体が固くなって成果が出ないから」 典彦「そうですよね・・・ほぐす方法ないですか?」 亮平「それは明日教えてやるよ」 ガラガラガラッ 康樹「ちわっす!先輩」 舜哉「おはようございます!」 亮平「おはよう、二人とも、今日が最終日だな?」 典彦「最終日って何がですか?」 康樹「俺らは先輩の命でお前に試合での戦い方や動き方を教えるために通ってたんだ、大分動けるようにもなったし、お前にマンツーマンで教えるのは今日で最後だ」 典彦「そうなんですか・・・寂しくなりますね」 舜哉「寂しがることはない、大学の出稽古で必ずここに来るんだからな」 亮平「今日は軽めに稽古を行う。それで明日のために早く寝て、明日を万全に迎えるための準備だ?分かった?」 典彦「はい!」
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加