大会前夜、初めての大会!

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翌日、いよいよ初めての大会の日となった 場所は典彦の住んでいる区にある総合運動公園の中にある体育館 各地からこの日のために練習して来た選手達が集まり、下は幼稚園や保育園児、上は社会人まで大規模にトーナメント戦が組まれており、典彦は一番参加者の多い中学二年生男子の部に出場する 典彦「いよいよ今日だ・・・あぁ緊張する・・・」 亮平「初めては緊張するだろうね?大丈夫気楽に考えろ」 典彦「そう言われても無理ですよ・・・僕の胸は破裂しそうなくらい鼓動が早いんですから・・・」 康樹「場に飲み込まれるなよ?典彦」 舜哉「道場の稽古を思い出してやればいい、だから緊張せずに気楽に構えるんだ」 舜哉と康樹は典彦の緊張を溶かすように優しく諭した 亮平「エントリーしに行こう?」 典彦「分かりました」 康樹「じゃ、俺と兄貴は場所を取ってきます」 亮平「頼んだ、二人とも」 典彦と亮平は大会のエントリーをしに、受付へと向かった
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