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体育館入口
受付「おはようございます、お名前と学年と道場名を教えてください」
典彦「えっと、高木典彦です、中学2年生、上谷流日本拳法道場です」
受付「中学2年の高木くんですね、ちょっとお待ちください」
受付の男の人はエントリー者が載っている名簿を指で探し始めた
受付「はい、確認出来ました、エントリー完了です。これは粗品なのでどうぞ」
受付の人は粗品のタオルを二つ渡した
受付「頑張ってください」
典彦「ありがとうございます」
亮平「じゃあ僕は荷物を康樹がいる場所に置いてくるから、典彦くんは道着に着替えてきて?開会式があるから」
典彦「分かりました」
典彦は奥にある更衣室に向かうと、やはり出場する人が多いのか、ごった返していた
トントン
ビクッ!
?「こんにちは」
典彦「こ、こんにちは」
典彦の肩を軽く叩き、後ろに髪を結んだ、典彦より少し身長の大きい男の子が話してきた
?「始めてみる顔だね、初めて大会に出るの?」
典彦「は、はい、初めてです」
?「君名前は?」
典彦「た、高木典彦です」
?「典彦か!いい名前だね、僕は風ノ宮拳心(かぜのみや・けんしん)よろしく!典彦くん」
典彦「こちらこそよろしくお願いします!」
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