大会前夜、初めての大会!

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典彦は更衣室で道着に着替え、亮平達がいる座席へと向かった 亮平「更衣室混んでたでしょ?」 典彦「はい、すごく、並んでる時に肩トントンされて話しかけられました」 康樹「お、早速友達出来たのか?」 典彦「話しかけられただけですよ(笑)康樹兄ちゃん」 亮平「そっか、良かったな?典彦、これが大会のトーナメント表だ?」 亮平は最初に受付でもらった大会要項と概要が書かれたパンフレットを典彦に見せた 典彦「こんなに出場する人いるんですか?」 亮平「中学2年の部は一番多い64人が出場する、で、典彦はAブロックで第2試合だ」 亮平はパンフレットに蛍光ペンで線を引き、典彦に渡した 典彦「ん?さっき話しかけてきた子の名前がある」 舜哉「ほぉ、誰だ?」 典彦「この人」 典彦はパンフレットを指差し、3人はビックリした 舜、康「風ノ宮」 典彦「どうかしたんですか?」 舜哉「いや、風ノ宮って名前に驚いたんだよ、大学でも、名前が知れ渡る名前だから」 亮平「そいつは優勝候補の筆頭に位置する天才だ、日本拳法で最強と言われてる一族のね」 典彦「僕、そんなすごい人に話しかけられたんだ」
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