大会前夜、初めての大会!

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典彦「偉大な一族って僕からしたらすごいと思うけどなぁ」 拳心「僕からしたら邪魔な名前だ・・・こんな名前・・・一族の血もいらない」 拳心はいきなり真剣な顔つきになり、観客席を見つめ険しい表情になった 誘導係「中学2年男子の部に出場する方はこちらにお集まりください」 拳心「共に頑張ろう、典彦くん」 典彦「何から何までありがとう、頑張るよ」 拳心「(あのまっすぐな目・・・きっと努力して得た力を持ってる・・・もしかしたら僕といい勝負かもしれない・・・)」 誘導係「Aブロックの高木典彦くんはいますか?」 典彦「はい!」 誘導係「君はAコートの赤側に並んでください」 典彦「分かりました」 典彦は誘導係の青年に連れられ、案内された ?「あんな奴が相手か・・・俺の敵じゃないぜ・・・」 アナウンス「これより、中学2年生男子の部を始めたいと思います!」 進行係のアナウンスが体育館内に響き渡り、典彦の初めての公式戦の火蓋が今切って落とされた 進行係「Aブロック1回戦第2試合!赤、上谷道場、高木選手!白、茅間道場、鷲原選手!」
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