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美羽「私、今日合気道の稽古もあるし?あんた一人で帰れる?」
典彦「大丈夫・・・自分で帰れる、先帰っとくよ・・・」
典彦が帰ろうとした途端美羽は典彦を呼び止めた
美羽「典彦、今日叔母さん(典彦の母)帰り遅いみたいだから、家に夜ご飯食べに来るのよ?」
典彦「分かった・・・」
典彦は足を引きずりながらゆたゆたと歩き、校門を出ていき、家へと歩を進めた
帰り道
典彦「強くなりたいとは言ったけど・・・どうやったら強くなれるんだろう・・・はぁ・・・」
タッタッタッ
?「はっはっはっ・・・」
ドン!
典、?「うわあぁ!」
?「大丈夫か?怪我はない?」
典彦は俯き、ため息をつき、下を見ながら歩いていると曲がり角を曲がろうとした時、ロードワークをしていたのか、道着を着た男の人にぶつかり、典彦は尻餅をつき、走ってきた道着の男はすぐに立ち上がり、典彦に手を差し伸べて、立たせた
典彦「大丈夫です・・・お兄さんこそ大丈夫でしたか?」
お兄さん「俺は大丈夫だ?じゃ、俺急いでるからまたな?」
道着を着た青年はまた、走り出し、駆け抜けていった
典彦「あの人道着着てたけど、なんの武道なんだろう?」
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