大会前夜、初めての大会!

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始めと同時に構え、まず縦横に動き、典彦は撃ち込むタイミングを探り始めた 遊馬「(俺の出足を見てるな?間合いはこっちが有利なんだぜ!)せぃやぁぁ!!」 遊馬は足を使って、素早い突きを撃ち込んできた」 舜哉「上手いな・・・スピード型で退くと厄介だな・・・」 亮平「後ろに退がるな!白線越えたら減点受けるぞ!」 バシッ! 典彦「そう言われても・・・」 シュッ!! 典彦は撃ち込まれた突きを受け流すも、いつのまにか白線ギリギリまで追い込まれていた 典彦「やばい・・・追いこまれた・・・!」 遊馬「せぃやぁぁ!!!」 バコン!! 典彦「ぐっ・・・!」 ピッ!バサッ! 遊馬の後胴蹴りが典彦の胴に鋭く決まり、審判は赤旗を上げ、1本と認めた、 主審「赤、胴突き1本!二本目始め!」 典彦「次とられたら負ける・・・負けたくないよ・・・でも・・・あんな素早い動きどうしたらいいの・・・」 康樹「ビビるな!典彦、ちゃんと練習してきただろうが!」 舜哉「落ち着いて、冷静に対処するんだ!まだ時間はある、一瞬の隙をついて、相手の懐に入るんだ!」 康樹と舜哉の二人による、厳しくも熱い檄を典彦へ飛ばした 典彦「はい!(そうだ・・・逃げないって決めたじゃないか・・・胸を借りるつもりで頑張れ!自分)」
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