大会前夜、初めての大会!

22/26
前へ
/93ページ
次へ
亮平「疲れが出てきたな?典彦」 舜哉「初めての試合ですし、緊張と相まって・・・」 康樹「後しばらくだ!力振り絞れ!典彦」 典彦「はぁ・・・はぁ・・・」 拳嗣「(息が上がってる…場数の多さが勝負の分かれ目になったみたいだ・・・この勝負もらった!)」 ダっ! 拳嗣「せいやっ!!!」 ?「典彦!」 典彦「(美羽!?)」 美羽「頑張れ!!」 ドッ・・・ 典彦「(届け・・・!相手よりも先に!!)」 バコンっ!!ピッ!バサ・・・! ピピピピ! 時間切れの合図と同時に典彦の返し胴突きが入り、主審、副審が赤旗を挙げた 康、舜「っしゃぁあ!!」 典彦「は・・・入った・・・!」 主審「赤!胴突き一本!蹲踞、礼、赤の勝ち!」 典彦は勝ち名乗りを受け、両者礼をし後ろに下がった 拳嗣「おめでとう典彦君、完敗だよ」 典彦「河野くん」 拳嗣「まさか返し技を持っていたなんてびっくりしたよ?」 典彦「返し技??そんなもの持ってないよ?試合中に声が聴こえて体が勝手に出て」 拳嗣「ははは!咄嗟にやったっていうのか?すげぇや…でも次は負けないからな!覚悟しとけ!」
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加