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典彦は走っていった、あの人を待ち伏せしてみることに決めた
三日後、学校が休みの日にぶつかったところで待ち伏せていたら、この前走っていった道着を着た青年が走って来るのを見付け、話し掛けてみることにした
典彦「あの・・・すいません!」
お兄さん「君はこの前の男の子?どうしたんだい?」
典彦「あの・・・初対面で言うのも何なんですが、僕の相談を聞いてもらえないですか?あの時間があればでいいんで」
お兄さん「あぁ、いいよ?近くにある公園で話を聞こう」
お兄さんの指示に従い、近くにある公園のベンチに座り、話始めた
お兄さん「で、相談したいことってなんだい?」
お兄さんは優しく聞き始めた
典彦「僕は今、いじめにあってて、いじめたやつらを見返してやりたいんです・・・だから僕を強くしてください・・・お願いします・・・!」
お兄さん「うーん・・・強くなりたいなら、俺の道場に通って強くなればいいけど、僕からも1つ質問いいかな?」
典彦「なんですか?」
お兄さん「君は強くなりたいって言ったけど、己に打ち勝つ力はあるかい?」
典彦「己に打ち勝つ力?」
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