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「もみじさんはー……」
れいちゃんはもみじさんへと視線を移し替えた。
「……気分によります。今は胃凭れが酷いので重いものは好みません」
胃を押さえながら、もみじさんは言った。
いつもは変わらない表情が、今は少しだけ険しくなっている。
「胃凭れしてるの!?」
「だいじょぶなん?」
驚くれいちゃんと、心配するななみん。
もみじさんはそれでも淡々と言う。
「……問題ありません。ここ数日煎餅が主食だったので、昨日久々にステーキを食べたら胃にきました」
「……もみじさんの食生活がよく解らない」
もみじさんの偏りすぎた食生活。
いつものことではあるが、れいちゃんは呆れ気味にため息を吐いた。
偏った食生活は胃凭れし易いそうです。
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