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俺の名前は
三須照彦
推理小説をこよなく愛す高校一年生。
将来は探偵になりたい。それが無理でも、せめて探偵的な何かになりたい。
「探偵的な何か、とは何??何な訳??」
「う、む。その何かについては是非とも今後検討してみる余地がありそうだな。」
「あたしとしては、あまり検討の余地を感じ無いなぁ。」
俺の隣のローテンションな女子は寄依子
同学年にして同級生。家がお隣さん、
と言う事ぐらいしか俺との共通点を見いだす事が出来ない。
「え、何?その紹介、随分冷たいね。」
「まぁ、そう言うな。」
俺は依子の肩を抱く。
「いや、肩は抱かなくて良いからね。」
「あぁ、…うん。」
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