第1話

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ハンバーグにサラダ、お味噌汁にご飯を並べちえを呼ぶ 「ちえ、ご飯よ」 「はーい」 元気に返事をしやって来ては 「わー美味しそう~!ホントにちえも食べていいの?」 「バカね。当たり前でしょ。さっ、食べよ?」 ちえは一口ハンバーグを口に入れると 「おいしー」 満面の笑みを見せてくれた 心がポカポカと暖かくなるのがわかる ちえはおいしーおいしーと残さず食べてくれた 時刻は8時半を過ぎている 「ちえ、お家へ送っていくわ」 「今日は帰れないの」 「なんで?」 「パパとママが喧嘩してるからちえお外で寝るの。明日の朝まで帰れないんだよ」 ちえの言葉をきき耳を疑った
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