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しばらく探したがやはり見つからなかった。
「ラビ・・・お前本当に薬草のありか知ってるのか?」
「はい・・・・・いつもならすぐに見つかるはずなんですかが・・・・」
ラビは泣きそうな感じで顔を下に向けていた。
まあもうすぐ見つかるだろ。
そうな話をしていると森が騒がしくなってきた。
「何の騒ぎでしょうか?いつもは静かな森なんですが」
「ラビ」
「はい、何ですか?」
「この森強い魔獣は出ないんじゃなかったか?」
「そうですが・・・・・・・」
ラビは俺が向いていたほうを見ると固まってしまった。
まるで信じられないものを見ているかのよう目をしていた。
それもそのはず、なぜなら・・・・
「強そうな魔獣いるじゃねえかよ」
目の前にいたのは白い巨大な狼だった。
大きさは大型トラックなみである。
「何でこんなところにシルバーウルフが・・・・・災私の後ろに下がってください!」
「了解」
俺は言われたとおりラビの後ろに下がった。
さあ魔法とやらを見せてもらおうか。
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