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「ああ。あれくらいなんともない、お前も大丈夫か?」
見てた限りでは怪我はしてないと思うが。
「よかった。もちろん大丈夫ですよ」
さっきの申し訳なさそうなのが嘘のように明るく笑顔になった。
まあ反応からして何の問題もないだろう。
シルバーウルフを倒して安心なはずなんだがいやな予感がする。
こう言う時の俺の感はたいてい当たる。
ウォー!
どこからかはわからないがシルバーウルフの声が聞こえてきたと思った瞬間・・・
目の前にもう1匹のかなり怒り狂ったシルバーウルフが現れた。
怒ってるのはおそらくさっきのシルバーウルフの仲間で、俺らが倒してしまったからであろう。
気づけばシルバーウルフの爪で俺達を攻撃してきた。
「災危ない!」
ラビは危険をさっちして俺の前に飛び出してきたが・・・・・
「いや、危ないのはお前だからラビ」
「え?」
俺はラビを俺の後ろに飛ばした。
その瞬間シルバーウルフの爪が振り下ろされた。
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