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「それは・・・・・・・」
ハルはその話になると黙ってしまい、困った顔をしていた。
どうやら帝が問題のようだ。
「まあ理由はいいが。1つ言うぞ俺を入れたら絶対お前らは後悔をするぞ」
「そんなことは絶対にないです!」
俺がそういうとラビが叫んだ。
「私達は災が何であろうと絶対に後悔なんかしません!」
「そうかい。だが魔力はないと思えよ」
「でも一応測定してみましょう」
ハルはそういい水晶を出した。
「これに手をかざして、そうすると水晶に数値が浮かび属性と魔力の量がわかるは」
「わかった」
ハルから水晶を受け取り、俺は水晶に言われたとおり手をかざした。
すると・・・・・・・・
「やっぱりな」
水晶は0で属性はなかった。
ハルとラビはやはり驚いた顔をしていた。
「俺のいた世界に魔法なんてないんだから。当然魔力もないだろ。さあどうする?これでも俺を入れたいかい?今なら断ることもできるぜ」
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