第1話

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ダンッ…ダンッ… 何処か遠くでボールを床についてる音がする…。 紛れもなくそれは、バスケットボールの音だ…。 大好きなバスケだからこそ分かる音だった。 俺はバスケが好きで好きでたまらなかった…。 はやくその音を奏でるボールに触れたい… 俺は無我夢中で音の鳴る方へと向かった。 音は次第に近づいてきた。しかしあと一歩の所でその音は消えてしまった…。 まただ… いつも… 俺は辿り着けない… いったいいつになったら…
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