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ダンッ…ダンッ…
何処か遠くでボールを床についてる音がする…。
紛れもなくそれは、バスケットボールの音だ…。
大好きなバスケだからこそ分かる音だった。
俺はバスケが好きで好きでたまらなかった…。
はやくその音を奏でるボールに触れたい…
俺は無我夢中で音の鳴る方へと向かった。
音は次第に近づいてきた。しかしあと一歩の所でその音は消えてしまった…。
まただ…
いつも…
俺は辿り着けない…
いったいいつになったら…
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