そして10年の十分の一の時が流れた…

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シオン「事実言っただけだ。ツルペタ」 そう言いながらも素手で鉱石を傷つけずに採掘してく 少女「私には!エスラ!って名前が!あるんですよ!いい加減覚えたらどうですか!」 あり~? 名前が出てきたよ。予想外です シオン「んなもん知るか!大体、テメェも何で俺何かに構ってんだよ!」 エスラ「どうだって!いいでしょ!強いて言えば!未来永劫、最も最悪で!最狂で!最凶な犯罪者を!見たかったからですよ!」 ちょwwwww未来永劫、最も最悪な犯罪者とかwwwww 俺、なにしたんwwwww シオン「変わった奴だな。んじゃ、もうどっか行け!」 エスラ「何で!そうなるんですか!何時も何時も、何時も!」 コイツ…、頑なに離れないな… フラグを建ててんのか?俺の癖に シオン「一人にして欲しいんだよ!なんだ!?テメェは俺の気分を悪くさせに来たのか!?」 エスラ「はい」 ちょwwwww切り返しwwwwwwwwwwwwwww シオン「んだし、その即答。俺もどうしたらいいかわかんねぇや」 エスラ「会話力が無い!ですね!」 普通は分からないと思うが 俺も分からん と、そこに、一人の豚が ただし、無駄に派手な服を着てる 豚「順調かな?シオン・ルークリス君」 ふむ、この夢の俺はルークリスが性なのか シオン「ちっ、テメェかよ…。んで、何のようだ?」 ふむ、察するに、此処の支配人だな 豚「まあ、そう威圧してくれるな。それより…、彼の件だが…」 シオン「っ!?無事なんだろうな…」 豚「ああ、バッチリね。それより早くノルマを達成しないと… 殺されるよ?」 ノルマ?彼?深い関わりがある奴か? シオン「ちっ、分かったよ」 豚「期待してるよ。『最悪を約束された者』君」 そう言うと去って行った シオン「テメェ!何処でそれを…!」 最悪を約束された者か… 俺で言う、『化け物』という呼び名かな? エスラ「あの…、彼の件って?それに…、『最悪を約束された者』って…」 恐る恐る夢の俺に話し掛ける シオン「テメェには関係ねぇだろ」 エスラ「そんな事ないですよ!」 作業を止め、声を上げる その様子を珍しく驚いたような表情でエスラを見る エスラ「だって…、私は…アナタの事が…」 「テメェら!今日の作業は終了だ!とっとと部屋に戻れ!」 エスラが何か言い出そうとすると、野太い男の声が作業の終わりを告げる シオン「もう終わりか…。さっさと寝よ…」 エスラが言おうとした言葉も気にせず、牢屋という名の部屋に戻る
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