そして10年の十分の一の時が流れた…

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俺の場合、繁栄のメドは… いや、考えるのは辞めて置こう リア「そうだね。しかも神を宿し者と結ばれた者の家系も神を宿し者の家系として扱われるからね   殆どの貴族が狙うと思うよ。勿論、権力は使わずにね」 麻衣「それに容姿も抜群だからな。認めたくはないが、龍一君より優れてる」 シオン「おいおい、俺が龍一よりイケメンだったら全ての男はイケメンだぜ?」 そう言うと皆が此方を向き 『はぁ~…』 何故か溜め息をつかれた。俺は何か飽きられるような事をしたのだろうか。謎だ…… さてさて、それらは置いといて俺は再び顔を隠した 『あっ……』 何故か名残惜しそうな声を漏らす女子が何人か(渚とセツのんとリアとクリス) そんな声を漏らすんなら顔を隠せとか言うなよ アレン「神崎刹那って人は居るかな?」 そんな時、アレンさんが入ってきた アレンさんは白髪のイケメンだ。優男系のイケメンだ そんなアレンさんを見て俺は… アレン「危なっ!何でナイフが飛んできたの!?」 銀ナイフを投げた(反射的に)。勿論、顔を狙って シオン「いやぁ、すみません。敵だと思って反射的に投げてしまいました。怪我は無かったですか?」 御託を並べて話し掛ける。いや、嘘ですけどね。イケメンだったからつい… アレン「あっ、そうなんだ。なら仕方がないね。所で神崎刹那って人を知らない?」 シオン「これは謝罪の印です。因みに俺が神崎刹那です。本名はシオン・ダークネスっす」 俺は箱を渡し、名前を名乗った アレン「えっ!?そうなの!?それより謝罪何かいいの…」ボン! 突然、箱が爆発した そう、俺が渡した箱が爆発したのだ。俺が謝罪として渡した箱が シオン「ふっ…、俺が謝罪何てすると思うのか?バカス!」 アレン「アハハハ…」 何故か苦笑いするアフロヘアーになったアレンさん。そして笑み(目は笑ってない)を浮かべるクリス そして通常運行だね、って顔をしてる勇者組。何してるんですか!って、顔をしてるセツのん 見ないフリをしてるリアとカイン 何このカオス アレン「まあ、気にしないから」 えっ?何このイケメン。俺の印象と全然違うんだけど 性格がよすぎだろおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!! アレン「それよりありがとうね。君のお陰でまたクリスや家族に会えた。本当にありがとう」 シオン「おっ…、おう…」 頭を下げられ戸惑う。不覚だ… シオン「あっ、そう言えばアンタはいいのか?」
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