恋人魚
2/9
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
10ページ
ある日、僕は恋をした。 湿った白砂にまみれ、横たわる少女に。 きっと死んでいる。死んでいるのだと思った。 初めて間近で見た死体は、白いワンピースを着た少女。 青ざめた肌は透き通るほど白く、その頬には海水で濡れた黒髪が張り付いていた。 何故だかとても 僕は彼女が あまりにも可哀想な死体に思えて、彼女の髪を撫でたい衝動に駆られた。
/
10ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
0
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!