恋人魚

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 『どうして君は死んでいるんだ。こんなにも愛しく感じるのに・・・』  いつの間にか僕の頬に温かいモノがつたった。  無意識のうちに僕は彼女の手の甲にキスをした。  白雪姫のように生き返ればいいのに、そう願った。  しかし、ひんやりとした冷たさが唇を伝わってきて、悲しみに変わる。  『帰ってきてよ。僕を見て・・・』image=482653356.jpg
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