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帰路にて。 「え?お前、ネコが名前なのか!?」 「…?吾輩はネコである!」 相変わらずニコニコしながらそう言うネコ。 のどかは猫が某小説のタイトルを連呼してるだけだと思っていたので、驚愕した。 「リンちゃんがつけてくれた!」 「(猫にネコって…どんなネーミングセンスだ…。)」 けど嬉しそうにニコニコしながらネコはのどかのちょっと後ろをついてくる。 「(まあ良いか、なんだか可愛いし。)」 「俺はのどか、ね。」 「のどか!覚えた!」 にぱ、と笑うネコは可愛い。 「ネコ、何食べるの?」 「ちくわ!」 「(猫ってちくわ食べても良いのか…?)」 ともあれ、1人と1匹の物語のはじまりはじまりー。
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