決着

29/40
前へ
/40ページ
次へ
自分が寒くて、早くもいつもの俺様通常運転。 電車を降りて、 「メシはー」 「もう、たまには買い物して帰りましょうよ」 「家メシ嫌いなの」 油断、していた 「子供じゃないんだから」 「子供ん時から嫌いなんだよ」 あ。 やべ。 美紗緒が一瞬、固まった。――かと、思いきや 「卵焼きは?」 「あー、そんくらい」 「……」 「……」 コイツは、勘だけは。いいんだった
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6800人が本棚に入れています
本棚に追加