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空母機動部隊を殲滅した俺たちは、最後の決戦に向けて進撃していた。
空母が出てきたということは、それだけ主力も近いということだ。
そして、敵艦隊が見えてきた。
俺「あれだな。遠くからでも分かりやすいな」
見えてきたのは、とてつもなく巨大な戦艦。
そして、禍々しいまでに光輝く黄金。
まさに主力中の主力を堂々と名乗っているようだった。
まさにあれが、
俺「戦艦ル級…flagship・・・!」
さらに、追い討ちをかけるように索敵から戻ってきた艦載機から報告が来た。
赤城「敵戦艦3隻確認・・・!消耗してるこの状態で…!?」
弱気になるのも無理はない。
燃料・弾薬共に半分まで減っている上に、未だに軽微だが傷は負っているのだ。
俺「確かにこの戦局はこちら側が不利だ。だがここで俺たちが諦めたら、いつ誰がこいつらをやるんだ?」
赤城「確かに…」
俺「諦めたらそこで終わりなんだよ。だから、前を、敵のほうを向け。ここで決着をつけてやるんだ!!」
俺の檄は激しく艦娘たちの心を揺さぶったらしい。
俺「いいか、よく聞け。命令だ」
そして俺は大きく息を吸った。
俺「目の前の敵艦隊を…ぶちのめせ!!!」
全員「おー!!」
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