第2話 敵付属戦隊殲滅

4/4
前へ
/14ページ
次へ
榛名「分かりました。でもまた襲撃してくるかもしれませんよ?」 俺「その時は迎え撃つのみだ。お前らならどんな敵でも倒せると俺は信じてる」 榛名「提督…」 俺「だからそんな心配そうな顔をするな。お前たちも戦っているが、俺も心の中で戦っているんだ」 榛名「はい…!」 俺「そうここに立ち止まってもいられねぇ。次いくぜ」 そうして再び進撃していった。 すると。 俺「ん?」 怪しい物陰が見えた。 俺「敵艦にしては随分大人しいな。赤城、ちょっと見てきてくれ」 赤城「分かりました、艦載機の皆さん、用意はいい?」 赤城が艦戦を放ち、しばらく様子を見た。数分後、艦戦が戻ってきて、報告に来た。 赤城「どうやら敵は周辺にはいないようですね。進撃しても問題なさそうです」 俺「そうか。でも敵がどこかに潜んでるかもしれん。注意して進むぞ」 その後しばらく敵襲に気を配りながら進撃すると、 翔鶴「敵艦隊発見しました!空母2隻、その他4隻確認!」 俺「つくづく厄介なとこだ。他の提督が一度折れるのもよく分かる。でも、ここを突破しないとな!」 そして、航空戦で敵と同時に艦載機を放つ。その敵の弾で、 山城「被弾!?弾薬庫に火は回ってない?」 霧島「被弾した!?そんなばかな!!」 霧島と山城が小破した。 無理もない、これまでの2戦、無傷だったわけではないのだ。 ほんのかすり傷だったが、それが蓄積した結果だった。 俺「なっ!?おい霧島!山城!大丈夫か?」 霧島・山城「ええ、まだいけます!」 それを見た他の艦娘たちも負けじと、敵を攻撃する。 榛名「勝手は!榛名が!許しませーん!!」 伊勢「主砲、一斉射!!」 それに促されてか、霧島、山城も続いて攻撃に入った。 その勢いは敵を圧倒し、殲滅に成功するに至った。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加