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甘い刺激に、身体がびくりと震えます。
「声を出しても構わない。快楽にゆっくり溺れれば良い」
勝ち誇ったような男の声。
男があなたの耳たぶを優しく噛みます。
身体中を優しくまさぐられ、ろくな抵抗もできないまま、少しずつ昇りつめて行く身体。
あなたの口から甘い声が出ます。
「ふん……。気持ち良いらしいな……」
男が楽器を掻き鳴らすように、指を身体中に這わせ、蠢かせ――あなたはたまらずに男に哀願します。
やめて――と。
「やめて? 今、この状態でやめられたら困るんじゃないのか?」
男が妖しく笑いながら、あなたから離れました。
肩で息をするあなたに男が言います。
「やめてやっても良いがな……」
「ただし」と言いながら、男があなたの両の胸の蕾を親指と人差し指でつまみ、強く引っ張り上げ、あなたは悲鳴を上げました。
「僕に『抱いてください』ってお願いしたら……な」
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