第10章 歓迎会という名の宴

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「おはようございます。」 今日は平隊士の皆さんの分もお膳を運んでおいた。 「おはよう、雛ちゃん。」 「雛。おはよう。」 初めに藤堂さんと斎藤さんを起こした。 「おはようございます。」 藤堂さんと斎藤さんが手伝ってくれているので早く起こせそうだ。 「おお、雛。おはよう。」 「おはよう、雛。」 局長と山南副長はすぐに起きてくれる。 問題は土方副長だ。 「俺が歳を起こすよ。」 「え、よろしいんですか?」 「ああ、任せろ。 雛は他の隊士を頼むよ。」 局長が起こしてくれるようだ。 「ありがとうございます。 それではお願いいたします。」 辺りを見回すと、起きていないのはあと数人だけだった。 さて、残りの全員を起こしましょう。
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