第7章 空白の二年間

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次は山南副長ですね。 廊下を歩いていると角に人の気配を感じた 角を曲がって現れるその人に目を凝らしてみると私を見た途端笑った 「ああ、雛。 悪いね、起こしに来てくれたんだろう?」 「いえ、大丈夫ですよ。 起こす手間がかからなくて助かります。」 私の前に現れたのはたった今起こしに行こうとしていた山南副長だった もう準備も済んでいて広間へ向かっていたようだ 「私はもういいから他の隊士を起こしに行くといい。 特に土方くんは強者だろう?」 「はい、そうですね。 それでは失礼しますね。」 「ああ。」 山南副長は本当に話も早くて助かる 土方副長は最後にしましょう。 とりあえず他の隊士を起こしてそのあとがいい 遅くなってもあの土方副長だと聞けば何も言われないだろう
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