第7章 空白の二年間

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ーーーー・ーーーー・ーーーー 「副長、起きてください」 「まだ寝かせろ。」 「皆さん待っていますよ。」 というかもう食べているのではないかと…。 あれから幹部全員を起こした私は漸く土方副長へと辿り着いていた 察しの通り土方副長は未だ起きておらず 毎回毎回大変だ 「うるせぇ、静かにしろ。」 眠たそうに眉を寄せた土方副長は私に言うと寝返りをうち私に背を向けた 今日という今日は素直に起きてもらおうと思っていたのだが、いつもよりも眠そうな土方副長をみるとそれも無理そうだ 「……じゃあまた来ます。 失礼しました。」 …………はぁ。 もう朝餉抜きでもいいでしょうか? ……さすがにそれはできませんよね。 後でお膳を部屋に持ってきましょうか。
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