第7章 空白の二年間

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ーーーー・ーーーー・ーーーー 「うぅ、何が嬉しくてこんな時間まで洗濯を…。」 あれから私は昼餉の準備をした後、再び縁側に戻ってまだ残っていた洗濯を再開していた 「それにしても、 副長はなんであんなに遅くなるのでしょう。 やっぱり書類の整理?」 まあいいんですよ、どうせ私も特にすることが多いわけではないですし。 だけどもう少しだけ早く起きて欲しいんです。 本当に少しだけでいいんです。 朝餉に間に合ってくれればもう何も言いません……。 「よし、あとは干すだけですね。」 やっと終わりましたー。 あとはお皿を洗って掃除をするだけですね。 変なことで達成感を感じながら再び台所へ向かった ……………あ。 台所へ来て漸く思い出した 私、昼餉食べてないんでした…。 でももうこんな時間ですし。 後は掃除しかしないからお腹すくこともありませんよね。 さて、皿洗い皿洗い。
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