宇宙へ

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カズマ「うっくぅっ!!」 カズマが目覚めると、手を握ったまま寝ている梓がいた カズマ「姉さん…」 梓「んう?」 寝ぼけた表情の梓が喋る 梓「むにゅ?」 カズマ「おはよう」 梓は完全に目を覚ましたのか大声を上げた 梓「起きたの!?」 カズマ「悪いか!?」 一時間後 カズマ「四日も寝ていたのか」 レイナ「うん」 レイナが俯いたまま答える カズマ「どうした?」 レイナ「悪いニュースといいニュース、どっちを先に聞きたい?」 カズマ「いいニュースは生きていることだとしよう、ならばあえて悪いニュースを聞こうか?」 レイナ「これから先戦闘すれば確実に死ぬ」 カズマ「それはまた」 いたって普通にカズマは答えた レイナ「なんでそんなに普通な受け答えができるの?」 訝しむ目でレイナが質問する カズマ「それでいいニュースはなんだい?」 ミナ「それは私が言おう」 レイナ「ちょ!?」 カズマ「どうぞ」 レイナ「まっ!?」 ミナ「では」 レイナ「まてい!!」 カズマ&ミナ「何だ?」 レイナ「本当に平気なの!?」 レイナは睨みながらカズマに質問した カズマ「平気なわけないさ」 キリカ「だったらなんでそんなに普通なのさ?」 カズマ「いいニュースで克服できる可能性があるからだろう?」 キリカ&レイナ「つっ!?」 急に驚いた表情をするキリカとレイナ カズマ「図星か?」 キリカ&レイナ「えぇそうですよ!!そうですとも!!」 二人が顔を真っ赤にして目をそむけた ミナ「そしてもう一つ」 カズマ「何だい?」 ミナ「私とお前のDNA配列の99.48%が同一だった カズマ「なん…だと!?」
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