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アルビノは心配そうにこちらを見ていた。
「んーじゃ、アルビノちゃんにとってアンタは悪い人じゃないのか、なー」
ルトは言葉を言い終える直前にサーベルから力を抜いた。
「!」
対峙していたサーベルとレイピアが離れる。
その一瞬にルトはサーベルを動かし、さらにはレイピアを弾き飛ばした。
「っう」
レイピアを持っていた手に衝撃が走り魔狼は顔を歪ませる。
「メリー」
ルトがメリーを呼ぶと…。
「…きて」
メリーはアルビノの手を引きルトの元へと近寄った。
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