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「そろそろ時間です。」
店のボーイが言ってきた。
もう2時間も経ったのか。
親友を見ると、まだ居たい様子だった。
「どうするー?」
私は親友に聞く。
「うーん、延長したいけど…。」
昼の仕事の彼女には痛い出費だろう。
延長はそれなりに高くなるのだ。
「わかったー!私奢るから、延長しよ!」
良い具合に酔っていて、私は気持ちが大きくなっていた。
「いいのー?ありがとうー!」
しかし、私はこの時帰れば良かったのだ。
そしたら伸二に会うことは無かったのに。
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