第1話

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「打たれても、ついて来てくれる奴がおるから、出ていけんねん。ある意味押し上げてもらうんや」 「いま、しれっとええこと言うた思たやろ?」 「うん。バレた?」 「こういうのウザいわー。使う場面が違たら格好ええのに。てかその緑もピンクも誰もついて来ーへんやろ」 「絶対おるって。おるおる」 「ついて来ーへんかったら、先端どころか点やで。ドットや、ドット」 「尖らんくても、落ち着いて丸くなってもたらドットやん」 「こいつ……」
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