第3章 ~その素敵な過去に~ アイ編

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「ええ、私は当時どうしたらグランマのように上手く後輩を指導出来るようになるのか、そればかりを考えていた。でもそれは違うわ。グランマにはグランマにしか出来ないことがあるように私には私にしか出来ないことだってたくさんある」 「だから灯里ちゃんも灯里ちゃんにしか出来ない素敵なことを後輩に伝えていくことが出来ればそれでいいと思うわ。そうすればきっとアイちゃんも灯里ちゃんの想いに応えてくれるはずだから・・」 「アリシアさん・・」 なんだろう そのときの私は 一瞬後輩に戻ったような そんな気分になった
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