第3章 ~その素敵な過去に~ アイ編

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「俺様のことを知りたいってか?俺様に惚れると火傷するぜ!なぜなら、俺は正義に燃える火炎之番人(サラマンダー)だからな!」 「あの、私・・」 「流すなよ!!」 ちょっとだけ面倒臭いと感じた私はスルーしようとしたがすぐに暁さんのツッコミが入る 「私は灯里さんの後輩として、ARIAカンパニーのお役に立てているのでしょうか」 「灯里さん何か悩み事があるみたいなんです。もしかしたら私、灯里さんに迷惑かけてるんじゃないかと思って」 「もみ子が何で悩んでいるかは知らんが、後輩なんだから先輩に迷惑かけるのは当然だろ。自分が迷惑かけていると思うなら自分自身をもっと磨いて先輩の役に立てるよう努力することだな」 「・・暁さん」 暁さんも意外と良いこと言うんだなあ 一見図々しいように見えるこの人もこういった熱い一面を持っているものなんだと私は思った
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