第3章 ~その素敵な過去に~ アイ編

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「だから灯里ちゃんの真似をする必要はないわ。・・さっきの逆漕ぎみたいにね」 「え!?見てたんですか!?」 うふふっとアリシアさんが微笑む 見られていたんだ なんだか恥ずかしい 「だけど真似をしたくなることはとても素敵なことよ。だってそれは今の自分に満足出来ていないってことだもの」 「今自分が未熟だと思えることはとても素敵なこと。昨日より今日、今日より明日、人は限界を作らない限りもっと輝くことが出来る。誰もがそうやって自分だけの輝きを見つけていくものなのよ」 自分だけの・・ 輝き・・
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