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｢今日もいいお天気ですねぇ～アリア社長～｣
｢ぷいにゅ～｣
蒼い空、蒼い海
湿り気のないカラッとした温風が心地好い
こんな日は練習せずに木陰でのんびりと過ごすのも良いが、舟(ゴンドラ)が上手く流れに乗れた時の風を感じることの出来る瞬間がなかなか良いものである
このような経験はきっとウンディーネにならなければ出来なかったことであろう
わざわざ地球(マンホーム)からこの火星(アクア)に来て正解だったなあ
｢あの～、すみませーん｣
などと考えていると誰かに声を掛けられた
｢はい、何でしょう？｣
ある少年に話掛けられる
見たところ同じ歳くらいかな？
何か困っているようだけどどうしたのだろう？
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