第4章 その素敵な写真家さんは

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「はぁ~晃さん、カッコイイなあ~」 晃さんがなんでこの店いたのかということも気になっていたがそれ以上に私は朝美さんの様子が気になった 晃さんと話す時の朝美さんはいつもと違うというか、こんな表情の朝美さんを見たことない なるほど藍華さんはアリシアさんLOVEで朝美さんは晃さんLOVEなわけか 「朝美さんって晃さんLOVEだったんですね」 「まあそうなるかなぁ。藍華さんに言ったら晃さんにLOVEなんてありえな~い!って言われちゃったけどね。なんて言うか晃さんは私にとってウンディーネを目指すきっかけになった人だから・・」 「へぇ~。そうだったんですねぇ」 朝美さんにもいろんな過去があったんだなあ 朝美さんと晃さん 二人にはいったいどんな出会いがあったのだろう ここである一つ疑問が生じる 「でも、晃さんは姫屋本店ですよね?どうして朝美さんは支店の方に行かれたんですか?」 「んー、それは・・」 「二人とも~、何か話が脱線していな~い」 さっきから話についていけてないアオイ先輩が不機嫌な表情をしていた 「もう先輩そんな表情しないで下さいよぉ~。わかりました、噂の写真家さんの話ですよね」 結局、理由は何だったのだろう?まあそのうち聞いてみようかな
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