第4章 その素敵な写真家さんは

12/32
前へ
/101ページ
次へ
練習を中断して既に2時間が経過 大した情報も得ることも出来ずカフェでだらだらと過ごしている 今日はもう諦めた方がいいのではないかと正直思う 先輩たちはどう思っているのだろう 「だいたい情報が少なすぎるんですよ。今日はもう諦めましょう」 「そうだねぇ~。残念だけど」 どうやら同じ考えのようだ 今日はもう諦めよう と全員が諦めムードになっていたその時 私がふと窓際の席に目をやると、そこには カメラを携えたおじいさんが座っていた
/101ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加