第4章 その素敵な写真家さんは

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「先輩方・・もしかしてあの方じゃないでしょうか?」 私は窓際の席に向かって指をさす 「確かにカメラを携えたおじいさんが座っているよねぇ」 「でかしたよ!アイちゃん!」 どうやらその可能性が高いようだ さぁ後は話し掛けるだけなのだが 「それでは朝美さんよろしくお願いします」 「えっ!?なんで私!?」 別に人見知りというわけではないのだが、何となく朝美さんが適任だと思った 自分がやるの面倒くさいから先輩に押し付けているとかそんなんじゃありませんよ 本当ですよ 「私も朝美ちゃんがやった方がいいと思うなぁ」 アオイ先輩も私の意見に賛同してくれた
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