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顔を声がした方へと向けるとそこには、金髪青目の格好いいお兄さんがいましたとさ。
「格好いいだなんて…照れるよ。」
「ナチュラルに心読むなし神様(仮)。」
俺ってよくケータイ小説読んでたからさ、ファンタジー系のテンプレとか分かるわけよ。
結構お世話になってんのが書籍化を馬鹿みたいにしているエブリン。
エブには何でもあるからな。
この前GLとかあったし。
「よくわかったね。」
「テンプレだからね。」
「てんぷれ?まっいいや。」
神ってテンプレ知らないんだ。
「お前は神様なわけなの?」
「イエス。」
「ではここは天界か何かか?」
「何で分かるんだろうね~」
そういや俺起き上がってなかったわ。
「っしょっと…」
ベッドに手をつき、のろのろと起き上がる。
この部屋の特徴を言おう。
白い。
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