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薫「なんで?助けてくれたんですか?時境君」
風「うん?俺、卑怯な奴ら嫌いなんだ。」
時境君の顔は覚悟のある目だった。
薫「でも、ヤンキーはなんでもありじゃないんですか?」
風「あぁ…でも、俺はやるなら正々堂々と正面からだ。卑怯な事はしない…」
薫「かっこいいです。」
この人はそこらへんのヤンキーとは違う、強い心を持った人だと思った。
風「お前はわかってくれるか」
薫「はい」
…………
その頃、廊下では……パーカーを腰に巻いてる少年が…
?「チッ!くだらねぇ!…」
廊下にある椅子を強く蹴りつける。
?「何が正々堂々だ…笑わせるな!…勝たなきゃ意味ねぇだろうが…………ヘドがでる!」
すると、パーカーのフードを被った少女が立っていた。
?「なに荒れてんっすか?猫」
猫「なんでもねぇよ!てめぇには関係ねぇよネズミ」
パーカー腰に巻いてる少年のアダ名が猫
一方、パーカーのフードを被った少女のアダ名がネズミ
ネ「そっすか。あっしは用事があるんで」
ネズミが立ち去ると
猫「言いこと思いついた…」
怪しいえみを見せるね猫
転校から数時間で問題ことに巻き込まれそうな薫…
物語の歯車がかみ合い始める
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